美咲町議会 > 2014-09-22 >
09月22日-04号

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  1. 美咲町議会 2014-09-22
    09月22日-04号


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    平成26年第 5回( 9月)定例会第 4 日 (平成26年9月22日)(1)会議の開閉時刻    開   議  午前 9時30分    解   散  午前11時59分(2)出席・欠席・遅参または中途退場した議員の番号・氏名議員番号氏   名出欠別議員番号氏   名出欠別1林田 実出席9金谷高子出席2小林達夫〃10江原耕司〃3左居喜次〃11三船勝之〃4片山 剛〃12松島 啓〃5延原正憲〃13下山和由〃6形井 圓〃14山本宏治〃7松田英二〃15岡田 壽〃8岩野正則〃16貝阿彌幸善〃(3)地方自治法第121条の規定により出席した者の氏名職  名氏   名職  名氏   名町長定本一友産業課長畝本 一副町長岡部初江建設課長矢木史朗総務課長難波寛治郎会計課長村瀬智子まちづくり課長畑尾周一旭総合支所長赤堀達男情報交通課長遠藤 透柵原総合支所長森廣恒男税務課長鳥越道正産業建設課長補佐牧野英一住民課長高田美智子柵原産業建設課長國宗 順こども課長稲谷雄治福祉事務所長福田芳幸健康増進課長村島眞由美教育長泉 和男保険・年金課長桑英昭教育総務課長木谷正弘上下水道課長山下一巳生涯学習課長鈴鹿 滋(4)職務の為出席した職員の職・氏名     事務局長  山 崎 秀 仁     書  記  宗 近 由 利(5)日   程日 程議案番号件         名1  委員長報告2  委員長報告に対する質疑3  討    論4  表    決5発議第5号 ~ 発議第7号追加議案の報告並びに上程6  提案者の説明7  議案に対する質疑8  討    論9  表    決10  定住対策特別委員会の設置11  定住対策特別委員会の委員の選任12  定住対策特別委員会の委員長及び副委員長の互選   閉    会 ○議長(貝阿彌幸善君) 休会前に引き続き本日の会議を開きます。(午前9時30分) ただいまの出席議員は16人です。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。 本日の日程を報告します。 第1に委員長報告、第2に委員長報告に対する質疑、第3に討論、第4に表決、第5に追加議案の報告並びに上程、第6に提案者の説明、第7に議案に対する質疑、第8に討論、第9に表決、第10に定住対策特別委員会の設置、第11に定住対策特別委員会の委員の選任、第12に定住対策特別委員会の委員長及び副委員長の互選、以上のとおりと定めますので、ご了承を願います。 これから日程に基づき議事を進めます。 日程第1、委員長報告。 各常任委員会及び特別委員会に付託した諸案件全部を一括議題とします。 これらについては、それぞれ委員会が開催され審査されておりますので、その結果について各委員長の報告を求めます。 まず、総務常任委員会に係る審査報告を委員長に求めます。 14番山本議員。 ◆14番(山本宏治君) おはようございます。総務常任委員会の山本でございます。 総務常任委員会を去る9月10日午前9時より委員会室で開催をいたしましたので、審査内容についてご報告をいたします。 今定例会に委員会付託されました案件は、議案8件、陳情1件、継続審査3件について審査をいたしました。 まず、議案第91号一般会計補正予算(第2号)について各課の審査内容を報告いたします。 総務課、また旭総合支所及び柵原総合支所の報告をいたします。 補正予算について総務課長より報告を受け、今定例会の歳入歳出は7億48万8,000円の追加であり、総額108億6,534万4,000円となる説明を受けました。 歳入では、国庫支出金地域活性化効果実現臨時交付金1億3,400万円の説明を求め、今回の補正額以外にも12月定例会で最終の交付決定がなされるようで、総額といたしましては1億3,790万4,000円となる予定とのことで、今回の事業には中山間事業、県事業負担金広域農道整備事業などの9事業に充てるとのことでございました。 ふるさと納税120万5,000円は納入済みであり、納税していただいた方に感謝をし、今後もふるさと納税に関心を持っていただきたいと思います。 歳出についてでございますが、総務管理費では、先ほどのふるさと納税者に特産品の贈呈事業、庁舎管理費で電球のLED化、議場のマイクの改修などの説明がありました。 また、各種基金繰り入れの3億8,500万円の補正の報告もありました。 次に、柵原総合支所関係では、柵原の空き店舗の公有財産購入費300万円の説明があり、空き店舗と用地を購入するもので、森廣支所長の説明では書庫にするとの説明であり、いずれかは駐車場にするとのことであり、現地調査を踏まえ審査をすることといたしました。 低酸素環境施設運営費251万5,000円は、器具の数値が信用ならず危険であり器具の修繕費及び点検とのことで、委員から現在の使用者の人数などの質問があり、37名程度の方が利用しているとのことですが、経費が高くつき今後の運営については検討が必要ではとの意見もありました。 次に、旭総合支所では、防火扉の整備費、旭支所には小型船舶1台があり、中間検査費を計上との説明がありました。 次に、情報交通課審査内容を報告いたします。 議案第91号一般会計補正についての説明がありました。 旭総合支所にあったトラックを本庁で使用するための保険料、バスの修繕費、軽トラックの購入費の説明がありました。 町マイクロバス運行事業の補正は、今後バス運行の規制が変わり利用条件の制限があり補正するとのことでした。 また、地域公共交通活性化再生総合事業1,499万2,000円について、黄福タクシー事業の報告を受けました。使用状況などの説明、3地域の特色など説明を受け、利用者からは歓迎されているとのことで、今後も登録者、利用者が伸びることを期待しております。 補正額以外では、大垪和地域からの要望で通園バスの利用状況の質問があり、現状では園児の利用は一切ないとのことで残念であるとの意見もありました。チャイルドシート、運行表も変更し対応しており、今後の利用に期待をしております。 また、以前車庫の建築の件があり、現状の進捗状況を質問、現状では予算の計上もなく、今後バス運行及びスクールバスの状況を考慮し、車庫の建設については十分検討したいとの答弁がありました。 また、柵原地域の介護福祉タクシーの要望がありましたが、その後の状況の質問があり、今後も前向きの考えでいきたく陸運局などと協議をしていくが、いま少し検討したいとの答弁でした。 次に、特別会計3件の説明がありました。 議案第92号みさきネット事業特別会計(第1号)については、1,770万6,000円を追加し総額1億7,220万4,000円とするもので、繰越金の確定であるとのことで、歳出では、コアセンターの内容の充実、打穴団地への光ファイバーの引き込み、撮影用のカメラが古くなり修理も難しいし部品もなく購入するもので、現地視察を踏まえ承認可決といたしました。 次に、議案第93号及び議案第94号の津山・柵原線共同バス、津山・西川線共同バス運行事業特別会計補正予算各1号については、それぞれの繰越金の確定などであり、歳出は予備費及び需用費であり、承認可決といたしました。 委員から、みさきネット事業について魅力的な番組が少ないように思われるとの質問があり、担当者のほうから、今後番組編成を行い短編ドキュメンタリーなどの番組をつくりたいと現在検討しており、例えばイベントなどは当日だけの放送でありますが、準備の段階から撮影、編集などを行い、魅力ある番組をつくりたいとの答弁でありました。 また、光ファイバーの線に雑木などが覆いかぶさり虫により断線をする被害が頻繁になり、利用ができない地域が出たりしており伐採も行いたいとのことであり、現地視察も行い対応が必要であるとの意見もありました。 次に、税務課関係では、議案第91号一般会計補正予算の説明では、航空写真の委託料756万円、住宅地図のデータ委託料であるとの説明を受けました。 委員より、公平な税務対応をするため、家屋の増改築などの情報収集を職員全体で取り組んでほしいとの意見がありました。 最後に、まちづくり課審査内容を報告いたします。 議案第91号一般会計補正予算について、500万円の公有財産土地購入費西保育園改修費800万円、コミュニティー修繕費60万円、お試し住宅のパンフレット統計調査費などの説明がありました。 委員より、500万円の公有財産購入についての質問があり、本庁前の民家を購入し駐車場用地との話が進んでおりましたが、つい最近持ち主より少し待ってほしいとの返事があり、現時点で凍結しているという報告でございました。しかし、本庁周辺の駐車場が足らないとの意見もあり、駐車場確保のために周辺を模索したいとのことで、この予算は保留し次の事業にすることもよいのではとの意見もありました。 西保育園跡地利用について現状の報告を求め、以前の支所長の答弁では、更地にしてもよいとの意見もありましたが、現状の改修についての質問があり、当初予算では改修の主なものは子供用のトイレの改修、調理場の整備などであったと報告、委員から、建物がもったいないのはわかるが、今後の維持管理費などが必要ではないかなど、今後のランニングコストの問題、また現状の小瀬地区の集会所のあり方などの質問がありました。最終的な協定には至っていないが、地元の方々に全てをお願いしたい。スポ少などの施設もあり、地元の方に管理もお願いするとの答弁でございました。 全体の総事業費が2,600万円で、今回800万円の予算は大きいとの意見があり、外構工事、駐車場の整備など現在工事中であるとの報告、多額の費用をかけているので、今後地元の関係者などと管理協定などをしっかりし、また調理実習の利用状況も報告を求めました。これも現地視察を踏まえ審査をいたしました。 また、危険家屋の現地調査を踏まえ、早期に対応するように意見を申し上げました。 次に、議案第112号土地開発事業特別会計補正予算及び議案第113号用地取得造成事業特別会計補正予算の2件については繰越金などの確定であり、承認可決といたしました。 議案第114号倭文西財産特別会計補正予算についても繰越金の確定であり、承認可決といたしました。 また、議案第116号過疎地域自立促進市町村計画の変更については6件の変更、追加であり、承認可決といたしました。 次に、陳情及び継続審査中の3件についてご報告いたします。 5月29日受け付けの陳情第5号集団的自衛権について憲法解釈変更しないよう関係機関に意見書を提出することをも求める陳情が、岡山市北区春日町4-26、岡山県平和委員会会長大西幸一氏よりの陳情でありますが、陳情理由など十分にわかりますが、いま少し審査をしたく今回は継続審査といたしましたので、よろしくお願いいたします。 また、継続審査となっておりました3件についてご報告を申し上げます。 陳情第5号、平成25年8月12日受理、森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保のための意見書採択に関する陳情について、全国森林環境税創設促進議員連盟会長板垣一徳氏より陳情がありましたが、この件については岡山県では森林税等も行っており、趣旨採択とさせていただきました。 次に、陳情第1号、平成26年2月27日、特定秘密保護法案廃止を求める陳情採択のお願い、岡山市北区柳町2丁目1番1号、新聞労連山陽新聞労働組合執行委員長田淵信吾氏より提出がありましたが、この件につきまして秘密保護法等いろいろ関係を踏まえ、趣旨採択とさせていただきました。 陳情第4号、平成26年5月19日受理、特定秘密保護法の廃止を求める意見書採択についての陳情ですが、先ほどの陳情第1号と同じく趣旨採択とさせていただきました。 それでは、議案第91号の一般会計補正予算では、現地視察を踏まえ再度審査をいたしましたが、柵原総合支所公有財産購入費及び西保育園改修、本庁付近の公有財産購入の件が問題になりました。特に柵原購入予定の施設についていろいろな意見があり、2名の反対があり十分に意見調整いたしましたが、3名の賛成で承認といたしました。 西保育園改修についても、金額、集会所問題など厳しい意見がありましたが、集会所の解体などの条件で賛成多数で承認いたしました。 本庁周辺の購入費については話が凍結であるが、駐車場用地として再度調査するといたしまして承認としました。 今回の3件については、内容等の説明不足であり、厳しく申し入れをするようにとの意見がございました。この総務委員会の終了後、町長より電話がございまして、この3件について再度審査をお願いしたいという申し入れがございました。それによりまして、総務常任委員会では9月16日午後から委員会を再開いたしました。町長、総務課長まちづくり課長柵原総合支所長及び柵原総合支所建設課長が説明に入り、柵原総合支所財産購入費については、当初の駐車場ではなく吉ケ原の民具などを収容している施設を売却するため保管場所にしたい、また当時その施設には水道関係の部品なども入れていたが、整理をするため今回の施設に保管したいなどと、当初の説明では駐車場用地、現地では書庫にするとの森廣支所長の説明であり、委員会としてもかなりの意見が出ましたが、今度は条件など違い、それであれば理解ができるが、民具の状態、必要性などの説明がなく、委員から、文化財保護委員に価値について見ていただき整理されることを申し添えました。収納後、委員会といたし現地視察をすることも申し添えております。 また、西保育園に関しましては、保育園の合併条件としての政策であり、また現在の集会所とは切り離して考えてほしい、藤原保育園の跡地利用は地元は要らないとの意思であり、西保育園跡地の管理については地元と協議を重ねていきたいとのことであるが、十分に話をするように申し添えをいたしました。 支所長もまだ赴任して時間もなかったと思いますが、余りにも説明ができていなく議会軽視ではないかと感じるとこがあります。今後はきちんとした説明ができるように、町長部局、支所の職員と調整をしていただき、支所の職員も残念に思っておると思われます。今後に期待をしたいと思います。 また、本庁周辺の財産購入に関しましては、当事者と話が進んでいましたが、何かの事情で話が途切れており、庁舎の隣接地でもありいろいろな用途も考えられます。庭もきれいだしお試し住宅にも利用したかった、駐車場だけでの考えではないとの説明でありました。 以上、3件についての議案の説明でありますが、委員からは、今後町長部局と十分な調整をしていただき適切な説明をお願いを申し上げ、総務常任委員会の議案第91号一般会計補正予算(第1号)の審査は後味の悪い承認可決といたしましたので、議員の皆さんも総務委員会審査報告のとおり、適切な判断をお願いしたいと申し上げ報告といたします。 なお、数字につきましては、提案書が正しいものとお願いを申し上げます。終わりにします。 ○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 以上で総務委員会に係る審査報告を終わります。 次に、民生教育常任委員会に係る審査報告を委員長に求めます。 12番松島議員。 ◆12番(松島啓君) 失礼いたします。 それでは、民生教育常任委員会の報告をいたします。 平成26年9月17日午前9時から本庁舎3階小会議室におきまして民生教育常任委員会を開催いたしました。本定例会で当委員会に付託されました条例6件、予算案件8件、要望1件、陳情2件の合計17件の議案を所管の担当課に説明を求め審査をいたしましたので、その経過と結果を報告いたします。 まず、議案第83号美咲町地域包括支援センターの職員等に関する基準を定める条例でありますが、第3次地方分権一括法の施行に伴い、町条例を制定し、全国一律の介護保険制度から市町村の条例を定めて運営していくもので、審査の結果、議案第83号は原案どおり承認いたしました。 次に、議案第84号美咲町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例でありますが、これも第3次地方分権一括法の施行に伴い、町条例を制定し、介護予防の要支援1、2の方に対してのケアマネジメント事業を条例化するもので、審査の結果、議案第84号は原案どおり承認いたしました。 続きまして、議案第85号美咲町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例でありますが、子ども・子育て関連3法により家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定め、多種多様なニーズに応え、企業等から家庭的保育事業等の申請があれば町が審査し許可できるものであります。審査の結果、議案第85号は原案どおり承認いたしました。 続きまして、議案第86号美咲町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例でありますが、子ども・子育て支援法の制定に伴い定めるもので、その中で特に第6条2項でありますが、今までは保育所の受け入れ条件に保育に欠けるという文言がありましたが、この条例により利用の申し込みを受けたときは正当な理由がなければこれを拒んではならないというふうになっております。審査の結果、議案第86号は原案どおり承認いたしました。 続きまして、議案第87号美咲町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例でありますが、子ども・子育て関連3法により児童館及び放課後児童クラブ等の設備及び運営に関する基準を定めるもので、審査の結果、議案第87号は原案どおり承認いたしました。 続きまして、議案第88号美咲町環境保全条例の一部を改正する条例でありますが、平成28年4月から供用開始される津山圏域クリーンセンターへ搬入するごみについて、一般廃棄物処理基本計画の変更を要し、町内の有識者等の幅広い意見を求めるため、審議会の委員の人数を10人から15人まで増員するためのものであり、審査の結果、議案第88号は原案どおり承認いたしました。 続きまして、議案第91号平成26年度美咲町一般会計補正予算(第2号)の所管の款項でありますが、歳出の補正の中で主なものは、まず健康増進課でありますが、歳出の主なものは、地域福祉事業等推進調査事業31万5,000円の追加で、昨年度策定した総合福祉計画の進め方を講師を招いてワークショップを開き、住民目線でこれからの健康づくり等を考えていくための予算であります。 また、ほほえみの湯臨時管理費32万6,000円の追加は、ほほえみの湯のタイルの張りかえに伴う追加分であります。 続きまして、保険年金課でありますが、国保会計繰出金1,545万9,000円の減額の主なものの中で事務費100万7,000円の追加は、被保険者にジェネリック医薬品を使った場合の差額を通知し推奨することにより、国保の医療給付費の抑制を図るための事務費有権料であります。 また、国保会計繰出金財政安定化支援分ということで、1,600万円の減額は精査によるものであります。 続きまして、こども課でありますが、児童福祉施設費889万5,000円の減額の中で主なものは、各保育園の職員人件費の増減及び中央かめっこ保育園の調理釜の修理費30万2,000円、空調設備の修理費64万8,000円など、また旭保育園に防犯カメラ6台を設置するリース料8万7,000円の追加、また柵原東保育園ごみ集積施設及び避難乳母車の購入費23万4,000円の追加、また加美児童館駐車場進入路舗装工事及び倉庫解体撤去工事97万2,000円の追加、また柵原児童館では社協の駐車場との境にロングネット設置費21万6,000円の追加などであります。 また、予防接種事業として、こども課の関係では水痘、水ぼうそうの予防接種委託料8,940円の350人分で312万9,000円の追加などであります。 次に、福祉事務所でありますが、緊急通報装置設置事業59万5,000円は機器購入費及び取りつけ手数料であります。 また、敬老事業42万3,000円の追加は、70歳以上の方に商品券を贈呈する事業で、送付を確認するための特定記録郵便代金であります。 また、中央ふれあいセンター施設管理費1,165万4,000円の追加は、社会福祉協議会事務所の西側を駐車場にするための工事請負費であります。 また、障害者福祉費国庫支出金精算返還金843万2,000円の追加は、前年度の精算確定によるものであります。 また、生活保護総務費4,067万2,000円は国庫支出精算返還金で、前年度の精算によるものであります。 続きまして、住民課でありますが、環境衛生臨時管理費291万6,000円は、新クリーンセンター供用開始に向けて美咲町一般廃棄物処理基本計画を策定するための委託料であります。 また、墓地公園費51万3,000円は、吉ケ原墓地公園に獣害防止の防護柵を設置するためのものであります。 また、塵芥処理費109万5,000円は、柵原最終処分場検査委託料、また柵原及び旭のパッカー車などの修繕料などであります。 また、町営住宅管理費137万1,000円は、町営新下町住宅の南側1棟が空き家となり、老朽化が激しいため解体撤去するための工事請負費であります。 続きまして、教育委員会でありますが、まず教育総務課であります。 柵原中学校維持補修費1,279万8,000円の追加でありますが、これは校舎棟の給水施設の改修で、設計監理委託料及び工事請負費であります。 また、中央中学校臨時管理費150万4,000円は、校訓、そして二宮金次郎像を校門に移転するための費用であります。 また、旭中学校臨時管理費353万8,000円は、国道から校門への入り口が狭いため、スクールバスの進入、また生徒の通学、また隣接する保育園児の送迎時に非常に危険なため、隣地を購入し、建物を解体撤去するためのものであります。 続きまして、教育委員会生涯学習課でありますが、町史編さん事業39万8,000円の追加は、事務用品の購入費であります。 また、岸田吟香記念館管理費74万円の追加は、パンフレットの追加及び案内看板設置費であります。 また、体育施設運営臨時管理費115万6,000円は、柵原テニス場の照明機器の修理費及び中央かめっちグラウンドゴルフ場芝刈り機購入費の2分の1補助分であります。 また、総合体育館臨時管理費の676万4,000円の追加は、中央総合体育館駐車場整備などであります。 一般会計の審査におきまして質疑等でありますが、まず健康増進課でありますが、ほほえみの湯のタイル補修費は急を要するもので認めるが、福祉目的の施設とはいっても毎年多額の赤字となっている。今後施設の廃止も含めて検討すべきではないかという質問でありますが、施設の中で健康増進につながるものを今まで検討してきたがスペースが狭く難しい、現状では手が出せない状態であるとのことでした。 また、福祉事務所の関係では、敬老事業の商品券は見直すべきではないか、地域通貨のようなどこでも使えるようなものを検討してみてはどうかという意見がありました。今後の検討課題ということであります。 また、住民課では、町営新下町住宅の2棟のうち1棟が解体撤去の予算が上がっているが、撤去後の予定は考えているかということでありますが、解体後は未定である、低家賃の住宅は入居希望が多く今後の検討課題であるとのことでありました。 また、教育委員会教育総務課でありますが、柵原中学校は今回水道施設の改修の予算が上がっているが、今後建てかえも含めた改修計画はという質問でありますが、今回は最低限の補修であり、今後の計画は場所、小学校との関係など総合的に考え、教育審議会などで検討していかなければならないとのことでありました。 特に審査の中でほほえみの湯の運営管理に関しましては、利用者が減少している中、さらに施設改修費などが今後ふえるものと予想され、今後施設の廃止も含めて運営管理のあり方をしっかりと検証、検討するよう意見を付しまして、議案第91号平成26年度美咲町一般会計補正予算(第2号)の所管の款項に関しましては、審査の結果、原案どおり承認いたしました。 続きまして、特別会計でありますが、議案第95号から議案第101号までの特別会計7議案は、前年度繰越金の確定による増減が主なもので、審査の結果、原案どおり承認いたしました。 次に、要望、陳情であります。 まず、要望第9号史跡地、観光地の施設の充実に関する要望であります。要望者は、美咲町文化財保護委員会副委員長直原宣章氏ほか3名であります。要望は、復元されました古代弥生式住居の見学に来られる方が利用できるよう、屋外へのトイレの設置及び案内看板の設置を求められております。現地を確認後、審査を行ったところでありますが、現在わらび笠尾コミュニティーには屋外トイレはありますが、男女共同で旧式のくみ取り式のものであります。委員からは、町の史跡、名所のパンフレットにも載っており、文化的にも貴重な施設である。衛生面、安全面からも水洗式のものを設置すべきである。また、途中の道路が狭く、進入路入り口が非常にわかりにくい。案内看板は必要である。また、現地は県の埋蔵文化財指定地域であり、関係機関としっかり協議の上行うべきなどの意見が出たところであります。審査の結果、要望第9号は全会一致で採択といたしました。 次に、陳情第7号軽度外傷性脳損傷の周知及び労災認定基準の改正などを求める陳情で、陳情者は軽度外傷性脳損傷仲間の会代表藤本久美子氏であります。軽度外傷性脳損傷の理解、周知、労災認定基準の改正は早急に行うべきであり、審査の結果、陳情第7号は全会一致で採択とし、当委員会といたしましては、国、関係者へ意見書を提出することといたしました。 次に、陳情第8号国、県に対して私学助成の拡充を求める意見書の提出を要請する陳情書でありますが、陳情者は岡山県私学助成を進める会会長小橋操氏であります。平成22年度から国による国公立高校の授業料が無償化され、私立高校も所得に応じて支援金が支給されている中、公立高校と私立高校との学費負担の格差はいまだ残っている現状であります。毎年この陳情は提出され審査をしておりますが、今回も委員からは同じ意見で、私学と公立とは目的が違う、また私学への支援、配慮は現在十分行っており、陳情第8号は、審査の結果、全会一致で不採択といたしました。 最後に、現地確認の報告をいたします。 先ほど報告いたしました要望第9号の審査に当たり、原田地内の弥生式住居周辺を確認した後、加美小学校のほうへ伺い、周辺整備工事の現地確認を行いました。本年3月のプール完成後、グラウンドの拡張及び駐車場整備を行っており、その進捗状況を平面図をもとに担当課から説明を受けたところであります。グラウンドは、以前より南側に拡張され、全体でも広くなったところであります。また、駐車場に関しましては、当日が運動会前ということで仮の整備を行っており工事は中断しておる状態でありますが、運動会が終わり次第舗装工事に入るとのことであり、進捗状況は予定どおりということで現地のほうを確認しております。 次に、補正予算のほうにも上がっております柵原中学校に伺い、給水施設の改修予定箇所を確認いたしました。今回は、1階の保健室及び調理室の水道の配管、また1階から3階の廊下の給水施設の改修を行うとの説明であり、現地のほうで確認をいたしたところであります。 以上で民生教育常任委員会の報告を終わりといたします。採決に当たりましては、議員の皆様方におかれましてはどうぞお取り計らいのほどをよろしくお願いいたします。 ○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 以上で民生教育常任委員会に係る審査報告を終わります。 次に、産業建設常任委員会に係る審査報告を委員長に求めます。 13番下山議員。 ◆13番(下山和由君) おはようございます。 続きまして、産業建設常任委員会に付議されました案件についての審査報告をさせていただきます。 平成26年9月16日午前中、産業課、上下水道課、そして建設課等各課の職員の説明のもとに審査をし、午後より現地視察をしたところであります。 それでは、一般会計の前に条例改正2件が出ておりますので、それについてご報告をさせていただきます。 まず、議案第89号美咲町食堂かめっち。設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例でございますが、食堂かめっち。周辺を黄福広場として整備し、来場者の利便性向上と町の観光情報発信拠点としての活用をするため、美咲町黄福広場の設置及び管理に関する条例として改正するもので、異議なく承認しました。 続きまして、議案第90号柵原ふれあい鉱山公園条例の一部を改正する条例でございますが、このたび鉱山公園整備として鉄道約160メーター延長、公園内に新駅舎として黄福柵原駅が完成され、それの整備にあわせて一部条例を改正するもので、異議なく承認したところでございます。 それでは、議案第91号一般会計補正予算、産業課よりの付託されました議案審査について報告をします。 まず、農業費でございますが、農業委員会費83万円、これは農地の現地確認費用の弁償ということでございます。また、農家台帳システムの負担金43万円も含まれております。 そして、農業総務費の農業臨時管理費の500万円でございますが、これにつきましては農家レストラン、大垪和西の分ですが、施設の修繕費300万円が主なものでございます。これにつきましては、県補助金が250万円、単町で250万円ということで内訳がございます。 そして、農業振興費、農業振興の総務費でございますが、340万円の追加でございますが、結婚推進事業として減額の68万円は、まちづくり課へ移行したものであります。そして、主なものとして、システム化事業の補助金290万円でございますが、これは集落営農のほうにコンバイン、田植え機各3台分の補助でございます。また、農作物(水稲)の猪防害施設設置の事業でございます。これが94万円ですが、農業共済の追加分ということでございます。 続きまして、農業振興費の施設費でございますが、物産センターの計上管理費として27万円、内訳としましては、駐車場の車どめの修理費が主なものでございます。 続きまして、同じく農業費の農地費でございますが、日本型直接支払い事業、多面的機能の支払いが74万円ですが、内訳といたしましては、新たな取り組み地区1地区に対して67万8,000円でございます。 続きまして、林業費の林業総務管理費でございますが、これにつきましては、森林のGISデータの更新委託料2万2,000円でございます。 続きまして、林業振興費の640万円ですが、緑化事業397万円、これにつきましては三休公園みどりの大会の会場整備費として上げられております。内訳につきましては、県補助金が376万円、単町が20万7,000円と聞いております。 それから、新築木造住宅復旧及び促進事業の250万円の内訳ですが、これにつきましては、1戸当たり25万円の補助で10戸分でございます。 続きまして、観光費でございますが、観光費330万円につきましては、主なものとしまして観光臨時管理費として167万円が、いわゆる鉱山公園の新駅舎の整備費が主なものでございます。また、町観光事業としまして100万円、これはまきとか材料とかピザの消耗品ということでございます。また、施設費として80万円、これは三休公園の臨時管理費でございますが、民話館の修理費でございます。 それから、中国自然歩道計上管理費で9万円ですが、これは県委託料の改正などでございます。 続きまして、土木費、都市計画費の墓園費が190万円ですが、これにつきましては栃原公園の看板、休憩小屋の移設、修繕などが主なものでございます。 以上で産業課一般会計補正予算審査報告を終わります。 続きまして、上下水道課に入ります。 議案第91号平成26年度美咲町一般会計補正予算(第2号)でございます。 衛生費としまして、保健衛生費410万円が簡易水道特別会計の繰出金でございます。平成25年度繰越金の確定によるもので、内訳としては、柵原北部簡易水道に100万円、中央簡易水道に100万円、中央北部簡易水道に110万円、中央打穴・大垪和簡易水道に100万円、いずれも減額でございます。 また、同じく小規模給水助成事業として26万2,000円の追加につきましては、旭地域の長峪地区の送水ポンプの取りかえ費の2分の1の補助でございます。 続きまして、農林水産業費の農業総務費でございますが、これは下水道事業会計建設事業費の繰出金でございます。 続きまして、土木費の公共下水道費でございますが、特別会計繰出金400万円の減額については繰越金確定に伴うものでございます。内訳としては、中央下水道運営繰出金200万円、柵原下水道運営繰出金200万円のどちらも減額であります。 続きまして、特別会計のほうに入らせていただきます。 議案第102号平成26年度美咲町柵原飯岡簡易水道の特別会計補正予算(第1号)でございますが、これにつきましては繰越金確定によるもので1,320万7,000円の追加でございます。 続きまして、議案第103号柵原北部簡易水道事業会計特別予算でございますが、これにつきましても繰入金の100万円の減額、そして繰越金の680万円の追加で、これも繰越金の確定によるものでございます。 続きまして、議案第104号平成26年度の柵原中央簡易水道の特別会計補正予算ですが、これにつきましても繰越金の1,450万円の追加で、これも繰越金の確定によるものでございます。 また、諸収入として雑入82万円につきましては、落雷による保険料と聞いております。 続きまして、議案第105号美咲町統合簡易水道特別会計でございますが、これも繰越金527万円の追加で、繰越金の確定によるものでございます。 続きまして、議案第106号美咲町中央簡易水道会計補正予算ですが、繰入金の100万円の減額、そして繰越金の471万円の追加で、これも繰越金の確定によるものでございます。 また、債務負担行為として簡易水道再編推進事業、期間は平成26年度から平成27年度、限度額2億2,000万円の追加で、打穴中受水池設置工事等の事業費でございます。 続きまして、議案第107号中央北部簡易水道の特別会計でございますが、これにつきましても繰入金110万円の減額、そして繰越金570万円の追加で、繰越金の確定によるものでございます。 続きまして、議案第108号中央打穴・大垪和簡易水道の特別会計でございますが、これにつきましては繰入金100万円の減額、そして繰越金592万円の追加で、これも繰越金確定によるものでございます。 続きまして、議案第109号美咲町下水道特別会計の補正予算ですが、これにつきましては、加入分担金の66万円の追加、そして国庫補助金としまして200万円の減額で、これにつきましては当初要望額より割り当て額が減額になったためでございます。そして、繰入金200万円の追加で、建設事業費分ということでございます。そして、繰越金632万5,000円の追加で、繰越金の確定によるものでございます。 また、雑入としまして190万円は、落雷による保険料でございます。 続きまして、議案第110号柵原公共下水道特別会計でございますが、これにつきましては、下水道費の国庫補助金560万円の減額で、割り当て額が減額になったためのものであります。繰入金として200万円の減額で、繰越金の確定でございます。 続きまして、繰越金250万円の追加で、繰越金確定によるものでございます。 また、諸収入として町債820万円の減額で、主なものとしましては、割り当て額の減額に伴うものでございます。 また、議案第111号中央公共下水道特別会計でございますが、繰入金200万円の減額、そして繰越金1,400万円の追加で、繰越金の確定によるものでございます。 以上、特別会計の10議案の報告を終わります。 以上をもちまして上下水道課の一般会計、そして特別会計の報告を終わります。これにつきましては、異議なく承認したところでございます。 続きまして、平成26年度一般会計補正予算、建設課の所管に入ります。 款の農林水産業費、農業費としまして農地費が796万円、これにつきましては単町の小規模土地改良事業670万円でございます。主なものとしましては修繕料、農道、水路、そして工事請負費、農道舗装2件などでございます。 続きまして、農林水産業費としまして林業費、林道開設費でございますが200万円、これにつきましては単町林道の整備事業でございます。主なものとしましては、林道小谷線の改良要望に伴う効果算定業務の委託費でございます。 続きまして、土木費の土木総務費でございますが300万円の減、これにつきましては土木計上管理費としまして7万7,000円、主なものとしましては手数料、それから土木人件費の減などでございます。委託料としまして、美咲町新駅舎オープンセレモニーの委託料など15万円ということでございます。 これにつきましては、以上でございます。 また、款の土木費の項の道路橋梁費でございますが5,720万円、これにつきましては単県事業の負担金でございます、4,800万円。これにつきましては負担金、平成26年度県事業負担金で、概算金の確定によるものでございます。 続きまして、町道の維持費としまして2,800万円、これにつきましては道路維持計上管理費として1,100万円。これは工事請負費でございまして、13路線の工事費でございます。 また、道路維持臨時管理費の1,700万円につきましては、修繕費、手数料、委託料、使用料が主なものでございます。 続きまして、道路新設改良費の町道改良事業でございますが260万円、これにつきましては辺地の対策事業で2,000万円、これにつきましては辺地債の充当額が確定し減額したためでございます。 また、委託料として大山本線の測量委託が200万円、そして工事請負費として普毛田祖母前線ほか2路線が減額の2,500万円となっております。 また、単独町費事業でございますが2,000万円、これにつきましては工事請負費で、7路線の工事の請負費でございます。 続きまして、生活道路の整備事業でございます。270万円でございますが、これにつきましては工事の請負費、藤原、藤田上線の2件でございます。 また、道路新設改良費として町道の舗装1,100万円でございますが、辺地事業としまして350万円、そして辺地債の充当額が確定減額したためでございます。工事請負費、大山本線350万円でございます。 続きまして、単独町費事業でございます800万円でございますが、主なものとしましては、工事の請負費、町道栗尾線のほか5路線でございます。800万円。そして、道路新設改良費、交通安全対策整備費でございますが500万円、そして主なものとしましては、交通安全の施設の整備事業でございます。 続きまして、道路新設改良費、社会資本整備総合交付金の事業が1,800万円でございますが、内訳としましては、交付金の額が確定、減額の1,200万円。交付金の額が確定、減額したもので、また工事請負費としまして久木吉ケ原改良工事、舗装新設工事の減額の1,300万円、それから防災・安全交付事業が減額の600万円、これにつきましては交付金の額が確定、減額したためでございます。 また、工事請負費としましても橋梁補修の工事ほか減額の600万円でございます。 続きまして、土木費の河川費でございますが、河川総務費としまして24万円、これにつきましては河川総務管理費でございまして224万円でございます。これは補助金としまして河川清掃活動の補助金、12団体へ交付するものでございます。 また、河川改修費、河川費としまして150万円につきましては河川改修費、主なものとしましては、工事請負費の普通河川、しゅんせつ工事のほか1件でございます。 続きまして、災害復旧費、農林水産業施設災害復旧費でございますが650万円、現年の治山防災復旧事業費でございます。 続きまして、現年治山災害復旧事業600万円につきましては、工事請負費としまして砂防堰堤の土砂取り除き工事と聞いております。 以上で建設関係より説明のありました議案についての審査報告を終わります。 続きまして、現地視察の報告に入らせていただきます。 本年10月4日にみどりの大会が開催される旭地域の三休公園を現地視察しました。現地での説明を受けるも、次のような状況により指摘をして承認をしたところでございます。内訳につきましては、一般会計補正予算の審議に関連して本年10月4日にみどりの大会が開催される旭地域の三休公園を現地視察しましたが、予算が成立していない段階で既に契約が行われ樹木伐採の作業が進んでいるという状況になっておりました。県からの依頼がおくれ期間が間に合わないため、結果として事業報告の形をとられているわけですが、このことは議会軽視とも受けとめられ重大な過失であります。内容を受けた段階で臨時議会を招集する期間はあったはずです。本来であれば不採択すべきところでありますが、県との信頼を損なう可能性も勘案した上で厳重注意と指摘しております。 これが産業課のほうの報告でございます。 続きまして、上下水道課の現地視察でございますが、現地視察にて議案第106号の債務負担行為の補正、簡易水道再編推進事業、打穴中受水池新設工事場所を視察したところでございます。現地にて用地買収、保証及び今後の対応などを聞いたわけでございます。用地買収及び保証については完了、工事については現在保安林解除申請協議中で、解除につきましては本年度ぎりぎりで新年度にずれ込むかもしれないという報告を受けております。造成工事は、保安林解除後に行い、来年度で完成すると伺っておるところでございます。 続きまして、建設課の関係でございますが、江与味地内において工事が進んでおります町道大山線第3工区の工事現場を視察しました。施工者あるいは担当課で説明を受け、順調に進んでおることを確認したところでございます。工事費につきましては2,700万円の事業、来年2月6日完成と聞いております。延長約20メートルでございます。施工者、担当課より詳しく説明を受けた後、安全作業で工期を厳守する旨申し添えておきました。 以上で建設課関係の現地視察の報告を終わります。 続きまして、陳情、要望2件についてご報告をします。 2件の要望、陳情が出ておりますが、陳情第6号美作岡山道路の建設促進を求める陳情、そして要望第10号美作岡山道路の建設について岡山県にルート再検討の働きかけを求める意見が提出されております。この件につきまして審議の結果をご報告します。 地域高規格道路美作岡山道路に関する陳情書及び要望書の審議をいたしました。平成26年7月29日に美作岡山道路の建設促進を求める陳情が提出され、さらには平成26年8月25日には美作岡山道路の建設について、岡山県にルート再検討の働きかけを求める要望書が提出されました。この陳情、要望は、1つの地区に所属する2つの団体から別々の内容と受けとめられる文書が提出されているため、委員会審議に先立ち該当する飯岡地域の飯岡上、飯岡下、王子、高下各地区の自治会長さんに面会を求め、意見交換を実施したところでございます。結果といたしましては、地域を分断することなく地域の合意形成を図ることが最も重要であり、そのための行動を積極的に進めていく必要があるということで、意見の一致を見ております。当委員会においても、地域住民の理解と協力が得られる状況の確保を最重要課題として美作岡山道路の早期建設に向け県と協力し、地元合意を求める行動を町議会全体で採用する必要性を強く感じたところでございます。 このため、今回の陳情書及び要望書につきましては、どちらも継続審査とした上で、地元の合意形成に努力することが望ましいと判断したところでございます。 なお、このことにつきまして、関連した意見書を岡山県に対して提出すべき議員発議による意見書を本会議に提出しますので、ご審議のほどよろしくお願いしたいと思います。 以上で産業建設常任委員会に付託されました審査報告並びに要望、陳情、条例改正等をあわせて報告を終わります。 この件につきましては、資料は事務局に提出しておりますので、よろしくお願いします。なお、適切なるご判断、ご審査をよろしくお願いしたいと思います。 以上で終わります。 ○議長(貝阿彌幸善君) 委員長、議案第91号について、最終的に承認をどのように判断をされたか報告してください。 ◆13番(下山和由君) 議案第91号。 ○議長(貝阿彌幸善君) 議案第91号一般補正。 ◆13番(下山和由君) 済いません、議案第91号の一般会計補正予算につきましては、当委員会に付託されました議案につきましては異議なく承認をしたところでございます。何とぞご審議のほどをよろしくお願い申し上げます。 以上、失礼しました。 ○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 以上で各常任委員会に付託した諸案件全部の報告を終わります。 次に、歳入歳出決算認定特別委員会に付託した案件を議題とします。 これらについても委員会が開催され審査されておりますので、その結果について委員長の報告を求めます。 6番形井議員。 ◆6番(形井圓君) それでは、平成25年度歳入歳出決算認定特別委員会に係る審査結果についてご報告をいたします。 まず、審査期間は平成26年9月5日、8日の2日間、審査会場は役場の3階大会議室であります。 審査方法は、全議員を委員といたしまして、全員参加のもとで19課の課長、担当者を説明員として出席していただき慎重審査いたしました。 審査対象は、平成25年美咲町一般会計並びに25の特別会計歳入歳出決算書及び各課から提出された決算事務報告書による事業内容、事務内容の実績であります。 審査方法は、まず関係職員から決算報告書に基づき説明を受け、その内容について各委員からの質問により詳細な事業内容の審査を行いました。その審査結果は、全委員一致で承認されたことをまず報告いたしておきます。 当委員会は全員参加されての審議であり、金額の詳細については省略をさせていただきたいというように思います。 まず、平成25年度の一般会計でありますけども、歳入決算額は119億6,713万8,916円、歳出決算額は110億6,967万5,967円で、前年度に引き続き黒字決算となっております。その黒字額は、形式収支で8億9,746万2,949円となっております。しかしながら、町税納付状況でありますけども、滞納額が町税で1億66万5,505円、国民健康保険税で6,947万7,301円、不納欠損額でありますけども、一般会計分が162件で361万8,110円、国民健康保険税が38件、263万5,096円となっており、あわせて分担金、負担金、使用料、諸収入におきましても多額の未収額が報告されております。関係各課、各職員はこの収納率の向上にいま少しの努力を強く望むものであります。特に住宅新築資金、災害援護資金貸付金等の貸付金の未収金が多額であり、滞納者の方につきましては各種法令に基づいて適正かつ公平に徴収に力を注いでいただきたいというように思っております。 次に、25の特別会計につきましては、歳入総額66億6,252万7,941円、歳出総額63億6,324万5,966円となっております。 一般会計、特別会計ともに未収金の額が多いのではないかと思われます。職員の皆様方が一丸となって全体的な徴収率を上げるよう、そして自主財源の確保に向けて一層の努力をしていただきますよう心から強く望むところであります。 また、歳出面につきましては、財政全般にわたって徹底した節減、合理化を進めながら経費支出の効率化に努めたとの説明でありましたが、課によっては多額の不用額も生じております。随時執行状況を把握し、必要事業に予算を振りかえる等適切な予算執行が必要であったと強く感じたところであります。 特に明許繰り越しについてであります。安易な繰り越しが余りにも大きかったと思われます。この安易な繰り越しにより結果的には多額の消費税が加算され、その事業費が増額された金額を担当課の職員皆さん方は再度認識していただきたいというように思います。増額されました金額は全て皆様方が納められた貴重な税金であります。真剣に職務に専念していただくことを強く望むところであります。 次に、平成25年度末における普通会計の地方債残高は145億9,422万6,000円であり、前年度の160億6,554万3,000円と比較して減少しております。幾らかの改善はしているものと思われます。しかしながら、本町の財政構造を見ると、実質公債費比率は15.4%と改善傾向にはありますが、経常収支比率は86.7%となっており、依然として厳しい状況であります。さらなる経常経費の抑制に努力していただき、より一層の健全財政へ努力をしていただきたいように強く求めるところであります。 次に、各課の事業成果とその評価でありますけども、事務分掌によりそれぞれの条例、規則に基づき事務事業に取り組んではおられますが、各課との連携、本庁と支所間との連携がいま少し必要ではないかと強く感じるところは多々ありました。その一つが職員の人事管理及び人事育成であります。担当課からは、各種研修によって職員を積極的に参加させるなど、チーム美咲を中心として職員一丸となって頑張っているとの説明ではありましたけども、決算審査中におきまして本庁と支所間との連携、各課の横の連携がとれていないことがしばしば感じられました。適切な人事管理、人事育成を求めるものであります。 あわせて、条例改正についてでありますけども、合併当時の条例がそのまま残り、条例改正ができていないものがあるとのことでありました。各課が責任を持って再検討されることを強く指摘いたしておきます。 次に、介護、福祉、生活支援等、美咲町としての独自のすばらしい制度が多く制定されております。これらの制度の申請方法等を住民の方々にその制度内容の詳細をきめ細かく周知徹底を行っていただき、住民の方々が公平に恩恵を受けられるよう強く指摘しておきたいと思います。 しかしながら、その中におきまして留町奨励金制度についてでありますけども、要綱では3年以上とどまることが条件であるにもかかわらず要綱どおりにできていない。こういう案件も見受けられました。要綱どおりに実施すべきである。もし要綱どおりにできないのであれば、この要綱の見直しも必要ではないかというように指摘をしておきたいと思います。 次に、火葬場の利用料金についてであります。町内には火葬場が2カ所ありますが、利用料金がそれぞれ異なっております。担当課長の説明では、一部事務組合の施設、町直営の施設で一律にはできないとの説明ではありましたが、利用料金の高い施設の利用料は町が補助すると考慮して利用料金の統一を行い、平等な行政運営を検討していただきたいというように思います。 次に、町有施設の指定管理でありますが、合併直後から管理方法等について指摘されていますが、指定管理されている施設、地元管理の施設などにおいて特に金額面において地域間に不均衡が今なお生じていると感じられます。早急な対応を求めるものであります。 あわせて、町管理の土地、建物において利用が可能な物件については、地域活性化のために有効に利用し、不要と思われる物件については早急に処分をすることを強く指摘いたしておきます。 また、多額の借地料も依然支払われております。不要な施設につきましては、早急に返還する等、真剣に取り組んでいただくことも強く指摘しておきたいと思います。 次に、町道、農道等は住民の生活に直接かわるものであります。高齢化、過疎化の中におきまして町の責任において管理していただきたい、こうしたことを望む町民の声が数多くあります。できることであれば、道路法の検討をする等、また道路管理条例等を策定し、この住民の方々の切実な要望について真剣に取り組んでいただきたいということを強く指摘しておきたいと思います。 次に、町有地の財産管理についてであります。各課の説明をお聞きし、町有財産の把握ができていないことを大変残念に感じているところであります。町有林を含め地域の集会所等の把握もできていないとの説明を受けましたが、公共施設白書等の作成に早急に取り組み、適正な財産管理を行うことを強く指摘しておきたいと思います。 次に、公共交通機関、特に民間バス路線、近隣市町とのバス路線、町内の拠点を結ぶバス路線及び町内循環バスの運行についてであります。 少子・高齢化、過疎化の進展の中で、公共交通は大変重要な課題であります。本町では、黄福タクシー制度を導入し大変好評のようであります。しかしながら、町内の事情も違うため、利用状況に格差があるとの報告を受けていますが、さらなる検討をいただき、この制度が町民の皆様方に定着していただくよう職員の努力を求めるところであります。 また、無償、有償負担金の算出根拠等、見直しの必要な課題も多く見受けられます。今後さらに慎重検討していただきたいというように思っております。 次に、通学路の防犯灯の設置でありますけども、この防犯灯の設置されておりますのは、柵原地域の通学のみであります。合併後10年経過をしており、児童の安全確保のためにも町内各地域で平等な事業運営を望むところであります。 次に、町内の各簡易水道事業でありますけども、岡山県広域水道企業団からの受水費も高額なものとなっております。健全運営のためにも、有収率の向上に努力していただきたいと思います。また、下水道事業につきましても、加入率の向上等に努力をしていただきたいと思っております。 最後に、相対的な意見といたしまして、職員の皆様方は美咲町の頭脳であります。町民のリーダーとして地域住民の方々のニーズに応え、安心・安全なまちづくり、あわせて適切な行政サービスの提供のため日夜ご努力いただくことを切に願い、委員会としての報告とさせていただきます。 なお、数字につきましては、報告書が正しいものと認識していただきたいと思います。 以上で報告を終わります。 ○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 以上で歳入歳出決算認定特別委員会に付託した諸案件の報告を終わります。 ただいまから午前11時5分まで休憩をします。(午前10時51分) ○議長(貝阿彌幸善君) 休憩前に引き続き会議を再開します。(午前11時05分) ただいまの出席議員は16名です。 日程第2、委員長報告に対する質疑。 これから委員長報告に対する質疑を行います。 順次質疑をお願いします。 質疑ありませんか。 5番延原議員。 ◆5番(延原正憲君) 私は産業建設常任委員会の報告の中で、高規格道路美作岡山道路の陳情と、それから要望に対する説明について確認をしたいと思います。 陳情第6号で美作岡山道路の建設促進を求める陳情が7月29日に出ていると。それから、8月25日に要望第10号ということでルート変更、岡山県にルートの再検討を働きかける要望というのが出ている。この2つの要望、陳情に対して産業建設常任委員会では、1つの地区に2つの団体からの要望があると、地域の住民の理解と合意を求める必要があると、合意形成を求めるため両方の陳情、要望を継続審査とした、こういうご説明でありました。既に皆さんご存じのように、高規格道路をみんなで考える会が昨年の11月22日に県の提示の第2ルートを第4ルート矢谷池ルートにルートをかえてくれという要望を県に上げてくれという要望書が出まして、12月の定例議会で継続審査、それから3月の定例議会でも継続審査、さらに6月でも継続審査ということでずっと要望を継続審査ということで引っ張ってまいりました。これが8月25日に第4ルート、矢谷池ルートについては要望をやめると、要望というんか、第4ルートに限定しないということで8月25日に取り下げが、議会に出ました。議会はそれを承認をして取り下げました。8月同日付で今度は第2ルート以外にルートをかえてくださいという要望が出た。こういう経緯を続けてきております。 産業建設委員会は、この美作道路に関してはずっと内容の深い審査を続けてこられたと思います。みんなで考える会の要望の説明を受けたり、それから美作道路を推進したい、するという人の説明も受けたり、県庁に行って道路建設課長から美作岡山道路の説明も受けたり、さらにはこの8月になりまして議長の要望によって美作県民局の美作岡山道路班のほうの説明を議員全員が受けたり、非常にもう美作岡山道路についてはいろんな勉強をしてきたというふうに思っております。 それで、確認なんですけれども、合意形成を求めるため継続審査としたという、ここら辺が私にはちょっと理解できないんですけれども、そのことについて確認を求めたいと思います。 以上です。 ○議長(貝阿彌幸善君) 下山委員長。 ◆13番(下山和由君) 今延原議員のほうから継続審査としての趣旨がよくわからないという質問でございますが、私ども産業建設常任委員会としましては、この美作岡山道の高規格道路についてはこれはもう避けて通れない、本当に県最大の大きな事業、これはもうどなたも私どもも十分自負しております。 しかしながら、よく考えてみると、やはり議員もおっしゃったように、同じ地区から、極端に言やあ賛成反対ということになるんですが、そういう現状が地域の中で、ましてや地域を二分するような言動が飛び交うようなそういう中で、私どもはやっぱり地方議員、特に地域から選ばれた議員としましてはやはり地元から起きたそういう混乱を無視してまで県に対して、この要望に対して採択、不採択、これはいつでもできます、それはもうすぐにでもできますけど、ただし申し上げたように、これだけ地域が二分されて混乱陥っとる状況の中で、私どもは産業建設常任委員会の委員会としてはやはり地元の皆さん方の声を十分聞こうじゃないかと、そこによってこの前も自治会長をお招きしてよく事情を聞いた。どの区長さんもやはり地域の中がこれだけもめたら困るんじゃと。しかしながら、我々の力じゃ何ももう今できんような状態の中にあると。だから、産建の委員などもやっぱり我々の気持ちをわかってもらい、いろいろな形で県によく要望して話をしてくれえと、そういうような声もありました。そして中には、この問題は飯岡地区の問題なんで、飯岡地区で何とかまとまる方向に我々も説明がしてみたいと、近々にそういう会合を持つとまで言われたんです。そんなことを無視してこの本会議でほんなら採択、不採択ということができますか。私らは、委員会としてはそこらはやっぱりもうちょっと重視せにゃいけん。 それで、問題はやはり県にもあるということはよう承知しております。私も第1回から第3回まで委員会としても傍聴に行きました。それは確かに県の説明不足はあります。だから、ここでただ傍観するとかそうでなしに、やはり議員発議として県知事あるいは県会議長に地元のことをよく把握して、早急に地元に対して説明するのがあんたらの責任じゃないかと、こういうことで議員発議をしとるわけでございますから、そのことをよく承知してもらって、やみくもにほんならこの話を採決する方向にはまだならんと思う。したがって、県議会でも議決したことを我々がぶり返すような、こういうことはもちろんできんことは十分承知しております。しかし、我々地方議員として使命は、やはり地域ができるだけまとまって、そしてこれはもう将来的に考えれば、やっぱり飯岡地区及び関連地域の発展、これはもう間違いないわけですから、こういう大きな事業を目前に地域の中がそういう混乱状態の中であって終結してしていいもんかどうか、そういうことを十分配慮した上で継続審議としたことでありますから、どうぞご理解とご支援、ご協力をよろしくお願いします。 以上です。
    ○議長(貝阿彌幸善君) どうぞ。 ◆5番(延原正憲君) それでは、討論の中でお話をさせていただきます。わかりました。 ○議長(貝阿彌幸善君) ほかに質疑ありませんか。 ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) ほかに質疑もございませんようでありますので、以上で委員長報告に対する質疑を終わります。 日程第3、討論。 これから討論を行います。 順次発言を願います。 5番延原議員。 ◆5番(延原正憲君) 私は先ほど質疑をいたしました高規格道路美作岡山道路の件につきまして産業建設委員会が継続審査としたことに関して、私はもう早期着工ということで早期に意見を議会として態度をはっきりさせるべきではないかという立場から討論をさせていただきたいと思います。 先ほど質疑でもお話ししましたように、もう昨年の11月からずっと県道美作道路については議会でいろいろ検討を進めてきております。もう1年たちます。それで、今は地元の混乱を招かないようにというお話が委員長のほうからもありました。確かに地元の混乱、逆に議会がこれを長引かせることによって余計に地元が混乱してるんじゃないか、もう議会としては大所高所からこの高規格道路はどういう位置づけで必要なのかということをしっかり見きわめて対応して結論を出すべきだと思います。 陳情書、要望書をよく議員の皆さんもよく読まれたと思います。本当に一つの地域、意見は分かれてますけれども、地元の将来、今後どのようになるんだろうかと、将来飯岡地区はどうなるんだろうか、それから美咲町に対してこの道路がどういう位置づけになるんだろうか、本当に真剣に考えて要望書も出てますし、それから陳情書も出ております。そういう中を十分検討していただければ、議会としてもう大所高所から本当に美咲町に何が大切かということをもう結論を出していい時期じゃないかと私は思います。 今は議会の責任回避じゃないかっていうふうに、もうおまえらええかげんにせえよというような感じの、議会は何を考えとんならっていうような感じになっている声を私は聞きます。長引かせることによって余計混乱を招くんじゃないか。議会としては執行部とも話をした上で早急に美作岡山道路の建設促進について、ルートについては今後また合意形成が必要かもしれませんけど、ずっと両方の陳情、要望を継続審査で引っ張るということよりも、しっかり大所高所から見て早急な結論を出すことをお願いをして私の討論といたします。 以上です。 ○議長(貝阿彌幸善君) ただいま要望第10号と陳情第6号についての継続に反対という立場から討論がされました。 賛成討論者いらっしゃいませんか。 7番松田議員。 ◆7番(松田英二君) 失礼いたします。7番松田でございます。 地域高規格道路に関する陳情書及び要望書、今回産業建設常任委員会ではこの2つとも継続審査という結論を出させていただいておりますが、なぜこの結論を出したかといいますと、1つの地区の中から相反する2つの要望書が同時に提出されてきた。結果的に地域の中が混乱をしているという状況であります。 先般行われました県の説明会の中で、岡山県の説明といたしましては、地域の合意形成が図られない限りにおいてはこの道路事業の建設は調査にも建設にも入ることができません、こうはっきり言明されております。ということは、地域の中の合意形成を図れない限りにおいてはこの道路の事業は進めることができない。であるならば、議会として何をすべきなのか。まず1番に、地元の合意形成に何とか汗を流す、議会全体が一つになって地域の皆さん方の合意形成をお願いしていくという、その方向しか今の段階ではとるすべがないんではないかと、そういう意見をもって今回継続審査とさせていただいたわけです。したがいまして、延原議員のおっしゃる継続審査をやめてどういう結論を出すのかということについてのことはおっしゃられませんでしたけれども、我々の考えはそうした考え方となっております。ぜひ皆さんにもご理解をいただいておきたいと思います。 以上、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(貝阿彌幸善君) ほかに討論ありませんか。 ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 討論ありませんという声でありますので、以上で討論を終わります。 日程第4、表決。 まず、議案第83号から議案第90号までの8議案を一括して挙手により採決します。 8議案はいずれも委員長の報告は原案可決であります。 議案第83号から議案第90号までの8議案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。議案第83号から議案第90号までの8議案はいずれも委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第91号一般会計補正予算を挙手により採決します。 議案第91号の各委員長報告は原案可決であります。 議案第91号を各委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第92号から議案第114号までの特別会計補正予算23議案を一括して挙手により採決します。 23議案をいずれも委員長の報告のとおり原案可決と決定することに賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。23議案はいずれも委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第115号を採決します。 本決算に対する委員長報告は認定すべきであるとするものであります。 本決算を委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 異議なしと認めます。議案第115号平成25年度美咲町歳入歳出決算は委員長の報告のとおり認定することに決定されました。 次に、議案第116号を挙手により採決します。 議案第116号の委員長報告は原案可決であります。 議案第116号を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、陳情第5号集団的自衛権についての憲法解釈変更をしないよう関係機関に意見書を提出することを求める陳情について挙手により採決します。 陳情第5号について委員長の報告のとおり継続審査に賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。したがって、陳情第5号は継続審査とすることに決定されました。 次に、要望第9号史跡地、観光地の施設の充実に関する要望について挙手により採決します。 要望第9号について委員長の報告のとおり採択に賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。したがって、要望第9号は採択することに決定されました。 次に、陳情第6号美作岡山道路の建設促進を求める陳情について挙手により採決します。 陳情第6号について委員長の報告のとおり継続審査に賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手多数です。したがって、陳情第6号は継続審査とすることに決定されました。 次に、陳情第7号軽度外傷性脳損傷の周知及び労災認定基準の改正などを求める陳情について挙手により採決します。 陳情第7号について委員長の報告のとおり採択に賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。したがって、陳情第7号は採択することに決定されました。 次に、陳情第8号国、県に対して私学助成の拡充を求める意見書の提出を要請する陳情について挙手により採決します。 陳情第8号について委員長報告は不採択であります。よって、原案について採決します。 陳情第8号を採択することに賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手なしです。したがって、陳情第8号は不採択とすることに決定されました。 次に、要望第10号美作岡山道路の建設について岡山県にルート再検討の働きかけを求める要望について挙手により採決します。 要望第10号について委員長の報告のとおり継続審査に賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手多数です。したがって、要望第10号は継続審査とすることに決定されました。 次に、継続審査中でありました平成25年陳情第5号森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保のための意見書採択に関する陳情について挙手により採決します。 平成25年陳情第5号について委員長の報告のとおり趣旨採択に賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。したがって、平成25年陳情第5号は趣旨採択することに決定されました。 次に、同じく継続審査中でありました陳情第1号特定秘密保護法廃止を求める陳情採択のお願いについて挙手により採決します。 陳情第1号について委員長の報告のとおり趣旨採択に賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手多数です。したがって、陳情第1号は趣旨採択することに決定されました。 次に、同じく継続審査中でありました陳情第4号特定秘密保護法の廃止を求める意見書採択についての陳情について挙手により採決します。 陳情第4号について委員長の報告のとおり趣旨採択に賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手多数です。したがって、陳情第4号は趣旨採択することに決定されました。 日程第5、追加議案の報告並びに上程。 議員提出案件3件が提出され、所定の賛成者がありますので、これを受理しております。 職員に朗読させますから、お聞き取り願います。            〔議会事務局職員朗読〕 ○議長(貝阿彌幸善君) ただいま職員が朗読しました議案を本会議に上程します。 日程第6、提案者の説明。 発議第5号、発議第6号、発議第7号については、会議規則第39条第2項の規定により、提案理由の説明を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 異議なしと認めます。したがって、発議第5号、発議第6号、発議第7号については提案理由の説明を省略することに決定しました。 日程第7、議案に対する質疑。 これから議案に対する質疑を行います。 順次質疑を願います。 質疑ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 以上で議案に対する質疑を終わりといたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議員発議第5号、発議第6号、発議第7号の3議案につきましては、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 異議なしと認めます。発議第5号、発議第6号、発議第7号については委員会付託を省略することに決定しました。 日程第8、討論。 これから討論を行います。 順次発言を願います。 討論ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 以上で討論を終わります。 日程第9、表決。 これから採決します。 議員発議第5号軽度外傷性脳損傷にかかわる周知及び労災認定基準の改正などを要請する意見書の提出についてを挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議員発議第6号地域高規格道路美作岡山道路早期着手に向けた取り組み強化を求める意見書の提出についてを挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議員発議第7号地域高規格道路美作岡山道路早期着手に向けた取り組み強化を求める要望書の提出についてを挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手を願います。            〔賛成者挙手〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 以上で追加議案に対する表決を終了します。 日程第10、定住対策特別委員会の設置並びに委員の定数についてを議題といたします。 さきに全員協議会でも審議いたしました定住対策特別委員会を6名の議員をもって設置したいと思います。また、設置期間については、審議が終了するまでとしたいと思います。この定住対策特別委員会を設置することについてご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 異議なしと認めます。よって、6名の議員をもって構成し、審議が終了するまでを期間とする定住対策特別委員会を設置することに決定いたしました。 日程第11、定住対策特別委員会委員の選任についてを議題といたします。 美咲町議会委員会条例第7条の規定に基づき議長が指名したいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 異議なしと認めます。よって、議長により委員を指名いたします。 1番林田議員、5番延原議員、7番松田議員、12番松島議員、13番下山議員、14番山本議員、以上の6名を指名いたします。 日程第12、定住対策特別委員会委員長、副委員長の互選についてを議題といたします。 お諮りいたします。 ただいま設置を決定いたしました定住対策特別委員会の委員長、副委員長について委員会委員の互選により決定したいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 異議なしと認めます。 それでは、ここで11時50分まで休憩いたします。(午前11時41分) ○議長(貝阿彌幸善君) 休憩前に引き続き会議を再開します。(午前11時50分) ただいまの出席議員は16名です。 休憩中に審議していただきました定住対策特別委員会の委員長、副委員長の互選の報告を求めます。 5番延原議員。 ◆5番(延原正憲君) 定住対策特別委員会の委員長及び副委員長の互選について報告させていただきます。 委員長に山本宏治議員、副委員長に下山和由議員を選任いたしました。 以上、報告いたします。 ○議長(貝阿彌幸善君) ただいま報告のありましたとおり、定住対策特別委員会の委員長に14番山本議員、副委員長に13番下山議員にお願いしたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(貝阿彌幸善君) 異議なしと認めます。よって、定住対策特別委員会委員長に14番山本議員、副委員長に13番下山議員と決定いたしました。 以上をもって今期定例会の議事は全て終了しました。 この際、町長の挨拶を求めます。 町長。 ◎町長(定本一友君) それでは、失礼をいたします。 平成26年9月定例会の閉会に当たりまして一言ご挨拶を申し上げさせていただきます。 さきには提案申し上げました諸議案に対しまして慎重なるご議論をいただきまして、適正、妥当なる議決をいただきましたことに対しまして心より感謝申し上げる次第でございます。 補正予算の財源の主なものといたしましては、前年度繰越金が主なものであります。有効に実のあるものといたしまして実行していきたいと、かように思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 また、9月11日から9月14日までニューピオーネの促進販売にシンガポールのほうに行かせていただきました。大粒の糖度の高いブドウということで大変評判もよかったことをご報告を申し上げる次第でございます。シンガポール、ASEANの中でも中心的な都市でございますけれども、その都市にいたしましてもたくさんの物資が集まる中におきまして、この美咲から持っていきましたニューピオーネ、本当に協賛を得たところでございまして、我々といたしましても本当に行ったかいがあったなというようなことを思ったわけでございます。 また、県知事のほうもことしは香港とか台湾のほうにトップセールスとして出向いていただきました。そして、なおより一層の付加価値をつけていただきまして日本の市場に影響を与えていただきたいと、このように思っております。そして、美咲町のブドウのよさを再度全国の人々に確認していただければと、このように思っておるとこでございまして、また訪問いたしました成果といたしまして、全国紙がこれを取り上げてやるということでございまして、先日私のほうにも電話もいただいております。一つ成果があったかなあというように感じておるところでございます。 そしてまた、日本貿易振興機構、そして中国銀行のシンガポールの事務所でもASEANの内情につきましていろいろ勉強させていただきましたし、情報をお伝えいただいたということでございまして、大変参考になりました。それらのことを今後とも生かしていきたいと、かように思っておるところでございます。 また1点、岡山空港で行き帰り一緒になりました人に原田在住のある若い人、原田在住の若い人が中国の青島へ行くんだというようなことを申されておりました。会社からの技術指導ではありますけれども、行って現地で指導するというようなことでございました。本当に町内の人でもありますし、我々といたしましても大変頼もしく感じさせていただきましたし、その人の分析力ですね、その人の分析力におきましては大変鋭く我々も感心をしたところでございます。ごく普通の会社がこのように海外に行って日本人が活躍しておるというようなことは、いろんな本とか雑誌とか新聞等では知っておりましたけども、実際にこのように我々といたしましては、その人が会われた、そういう人がおられるというのを実際この目で見たと、話を聞いたということに対しましてやっぱり再度日本人は方々へ出ておるんだなというのを再確認をしたところでございます。 このたび定住対策特別委員会ということが設置をされました。定住対策につきましては、我々執行部におきましても随時進めておりますし対策室も設けております。議会のほうもそういうことで委員会を持っていただいたというようなことでございます。委員会と両方、我々と両輪のごとく力を合わせて定住促進に努めてまいりたいと思いますので、ひとつよろしくお願いを申し上げます。 台風が日本に接近をしております。直撃の可能性もございます。備えあれば憂いなしという言葉がございます。格言もございます。警戒を十分にしていかなければならないと、このように思っておるところでございます。これから秋もだんだんと深まってまいります。農繁期はまだまだ続くものと思います。お体を十分ご自愛いただきまして、公私ともにご活躍されますことを心からご祈念を申し上げまして、閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。大変ありがとうございました。 ○議長(貝阿彌幸善君) 私のほうからも、閉会に当たりまして一言ご挨拶を申し上げます。 秋本番、稲の刈り入れも真っ最中、町内3中学校、5小学校秋の大運動会も終え、8月に行われました国際交流短期留学の報告会をお聞きしまして、運動に勉強にと教育県岡山復活に向けて我が町が発信をし、できているものと感じておるところでございます。 また、美咲町の将来像、世界に羽ばたく美咲町に向け、また県のほうでは新たなPR用キャッチフレーズとしまして「もんげー岡山!」、「晴れの国おかやま」と併用してPRするとしております。我が美咲町もあらゆる面で底上げが望まれる今日、町民の皆さん、どうぞ安全で安心な美咲町を元気に頑張ってPRをしていただきますようお願いを申し上げ、また議員各位におかれましても、12月議会まで十分なる議会活動をお願いを申し上げまして私の挨拶とさせていただきます。 これをもちまして平成26年第5回美咲町議会定例会を閉会します。(午前11時59分) 以上会議録の次第は書記の記載したものであるが、その内容の適正であることを確認しここに証明する。 平成   年   月   日            美 咲 町 議 会 議            美 咲 町 議 会 議            美 咲 町 議 会 議...